数々の文学賞受賞をしてきた日本が世界に誇る小説家・村上春樹さん。
70代も半ばに差し掛かり今もなお現役として活躍しているその陰で支える妻とは一体どんな人なのでしょうか。
離婚の噂や元妻とったワードも時より聞こえてきます。
これらの真意や現在の妻・陽子さんとの馴れ初め、そして夫婦仲&不倫についてもまとめてお伝えします。
村上春樹の現在の妻・陽子はどんな女性?
それでは妻・陽子さんについて詳しく見ていきましょう。
陽子の年齢や学歴&画像は?
陽子さんは1948年10月生まれで1949年1月生まれの春樹さんと同級生です。
学歴は早稲田大学を出ていて、これまた春樹さんと同じで優秀な生い立ちが垣間見れます。
そんな陽子さんの画像がこちら。
なにやら化粧っ気のない素な感じが、なんかナチュラルそのものを愛している感性を感じるね
まさにその通りで実は陽子さんは自然をこよなく愛する写真家であり著者です。
陽子の職業は写真家であり著者!代表作が物語る!
陽子さんの代表作とも言えるフォトエッセイ「風のなりゆき」が、そんな素顔に太陽を注ぐかのような新鮮な眩しさを与えています。
村上春樹の奥さん村上陽子の
風のなりゆき入荷しました。
造本平野甲賀。初版
あんま見ない本 pic.twitter.com/ifiS0BMD1t— 古書 瀧堂(たきどう) (@kosyotakido) May 7, 2019
この作品は1986年~1989年の3年間、夫・春樹氏と共に住んだイタリアとギリシャを舞台に描かれています。
タイトルの「風のなりゆき」がまさしく自然体を見守るような温かい印象を受けるにゃ~
きっと猫も好きなんだろうね
その他にも主に、
・もし僕らのことばがウイスキーであったなら
これらの作品があります。
そして何といっても…
なになに!?
妻にとって最も意義ある仕事とは?
そして何といっても陽子さんにとって春樹さんへの最も意義のある仕事というのが…
です。
何といっても春樹さんの書いた小説の最初の読者は陽子さんであり最初に認めたのも陽子さんです。
彼の最大の心の支えとなっているのはまさしく奥様ってことだね
なにせ賞を受賞した『風の歌を聴け』は、そもそもつまらない、という陽子さんの判断であらゆる修正が施され、また大ヒット作『ノルウェイの森』でも本来決まっていたタイトル名『雨の中の庭』を陽子さんの裁断によって変更されています。
春樹さんにとっての唯一頼れる編集者って感じだね
村上春樹と陽子の馴れ初めは?
村上春樹さんが結婚した当時の年齢は22歳。
そのお相手は高橋陽子さん。
そう、学生結婚でした。
善は急げ!にしては早すぎるにゃ~
相当、意気投合したんだね
そして二人の出会った縁は、たまたま席が隣同士になったことにあります。
たまたまが実は深くつながっていた縁ってなんだかロマンティックだね
この頃はちょうど学生運動が下火になっていたためギスギスした空気感もだいぶ和らいでいた頃だと想像します。
特に恋愛において二人の気持ちが1つになれば、割と結婚へのアクセスは抵抗なくスムーズに受け入れられ、親からの反発もそれほどなく迎えられそうな時代背景だった思われます。
その証拠に春樹さんは結婚してすぐに陽子さんのご両親の住む文京区にある実家の寝具店に転がり込むように間借り結婚生活をスタートさせています。
結婚生活はジャズ喫茶開業と共に!
二人三脚で結婚生活が始まった学生二人はその2年後、春樹さん24歳の時に陽子さんと一緒に東京の国分寺にジャズ喫茶を開業させました。
その名もピーター・キャット。
お金は、二人でアルバイトでをして貯めた250万円だけでは到底及ばず、銀行と両家の親から借金して計500万円ほど投入します。
その後、4年程の時を経て1977年には千駄ヶ谷の店を移転し1981年に閉店。
約7年間の経営にピリオドを打ちました。
なんでやめちゃったの?
店をやめた理由は小説家への決意の表れ?
実は春樹さんは店の経営の傍ら小説を執筆していました。
そして1979年「第22回群像新人文学賞」で見事『風の歌を聴け』という作品で受賞しデビューを飾ります。
風の歌を聴け
村上春樹/著
講談社文庫 #読了オススメいただいた村上春樹。ノルウェイの森から入ってしまったので苦手意識がついてしまってたんですが、これは読みやすい。
一人称で”ぼく”の生活が世間に膿んだように語られる…けどこの主人公は案外前向きなんじゃないかしら。面白かった。 pic.twitter.com/WkuOw9HASe— ちゆ(伊藤ちゆき) (@ChuChuMisia) May 19, 2023
つまり、これを皮切りに本格的に小説家への道を志すようになったのです。
その思いを妻である陽子さんへは、
このようなカタチで伝え、陽子さんからの返事は、
このように、すんなりと受け入れてくれたのです。
しかも、なんとお店の借金がまだ残っているにも関わらずです。
小説家なんてそれこそ不安定極まりない職なのに、まともに職も就かずに自由にさせるってよっぽど春樹さんの成功を心から信じていたんだね
ちなみに春樹さんは早稲田大学を7年間も在籍していて、その頃から就職する気はなかったとか。
学生結婚をして在学中にジャズ喫茶を開業して、そんな中、小説家デビューって、これぞ村上夫妻物語!って感じで村上春樹さんが売れてゆく原点を感じるにゃ~
まさにその通り!
先ほど触れた春樹さんのデビュー作『風の歌を聴け』の舞台背景はジャズ喫茶です。
陽子とは離婚?元妻って誰?
二人は既に離婚しているといった噂が一部ありますが離婚していません。
ん?村上春樹は離婚したってwikiに書いてあった気がするようなしないような。こうゆうの最近多いよな。
— 元デブ (@gorightright) August 20, 2013
このような噂から陽子さんのことを元妻という風に捉えられていた風潮がありそうです。
色々あるにせよ、現在も長きに渡って夫婦仲は良好のようです。
それはきっと春樹さんが結婚には縛られたくない性格と、そもそも自由奔放にさせる陽子さんの相性が抜群にいいからなのかもしれません。
不倫さえ許す?結婚に縛られない!
以前、不倫に対してこのようなコメントをしていましす。
人を好きになることは良いことですし人間にとって必要なことです。本当に相手の人のことが好きなら不倫してって僕は良いと思います。しょうがないです。
村上春樹さんの「結婚」への考え方の一つとして愛とは時に理不尽でありわがままである、と言わんばかりのコメントだね
結婚していても人を好きになるのは本能的でもあり自然体でもあることから、そのほうがより人間らしいってことにゃ~
結婚に縛られていては名を遺す小説家には、なれないのかもしれませんね。
まとめ
村上春樹さんの妻・陽子さんについてお伝えしました。
とてもナチュラルな感じや春樹さんの作品に対して誰よりも厳しい目を持っていることから二人の自然な愛ある関係性を垣間見ました。
大学での馴れ初めや学生結婚などを経て、若くしての作家としての二人三脚ぶりが頼もしくもジャズ喫茶に反映されるね
また、二人に子供がいないことからも…
なのかもしれませんね。
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